Japanese
9

長崎型原爆(ファットマン)

 これが長崎に投下された原子爆弾の実物大の模型です。
 長さ3.25メートル、直径1.52メートル、重さ4.5トン。ずんぐりとしたその形状から、「ファットマン」と呼ばれました。
 長崎型原爆の仕組みは、プルトニウムを取り囲むように爆薬が配置され、これを爆発させることで、プルトニウムを内側に圧縮して核分裂を引き起こす「インプロージョン方式」と呼ばれるものです。
 原爆のエネルギーのうち、約50パーセントが爆風、約35パーセントが熱線、約15パーセントが放射線といわれています。
 また、モニターでは、原爆の積み込みの様子を写した映像をご覧いただけます。